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退職代行のメリットとデメリット!注意すべきポイントとは?

退職代行サービスも近頃ではずいぶんと認知度が上がってきていて、一度くらいは耳にしたことのある方も多いと思います。

でも、いざ利用するとなると不安・・
本当に大丈夫なんだろうか・・

ご相談をいただく中でまだまだこういった声が聞こえてくるのも事実。
本日はそんな退職代行のメリットとデメリットについてお伝えします。



退職代行を利用するデメリット

1.費用がかかる

退職代行サービスは代行業者によってサービス料金も様々ですが、民間業者でも料金の相場は2~3万円ほど。弁護士がされているサービスだとさらに費用はかかります。
これから仕事を辞めようとしている方にとって決して安い金額ではない、と感じられることもあると思います。

2.退職の際のイメージが悪くなる

退職というのは自分の口でしっかり伝えるべきもの、という考え方もまだまだ根強いです。
そのため退職代行を利用して辞めたとなると、そのことをよく思わない方も当然出てくるかと思います。
急な退職によって現場に一時的にでも負担がかかり、残った従業員から不満が出てしまうということも考えられます。

3.損害賠償請求をされる可能性

これについては可能性としてはわずかではあるのですが、退職が原因で会社に大きな損害が出てしまった場合には絶対にないとは言えません。




退職代行を利用するメリット

1.自分で退職を伝える精神的負担がなくなる

職場の環境にもよりますが、どうしても退職を言い出しづらい状況におられる方も多いかと思います。
そのことで辛い気持ちのままズルズル今に至ってしまっている・・
そういう方にとっては助かるサービスと言えますよね。

2.会社との直接のやり取りをしなくてすむ

サービス依頼後は、基本的に会社と直接やり取りする必要がなくなるため、精神的に追い込まれていたり職場の人間関係に悩まされているような場合はとても心強いサービスです。

3.会社に行かなくてよくなる

もう一日たりとも出勤したくない、というくらい思いつめている方もいらっしゃいます。
自分で会社に退職の相談をして、無事受理されたけれども退職日は1カ月先と言われてしまい、それまで辛い思いをしながら出社し続ける・・という事態を避けることができます。

4.第三者が間に入ることで会社に退職を受け入れてもらいやすくなることも

これまで何度も会社に対して自分で退職の意思を申し出たのに全く取り合ってもらえない、という方も多いです。
ですが間に代行業者という第三者を挟むことで意外にもすんなり受け入れてもらえた、話が前に進んだ、ということもよくあるんですよね。
会社としても代行業者からの連絡を受けて初めて従業員の本気度を知る、ということもあるようです。




<退職代行サービスの利用を迷った時に注意すべきポイント>

■会社に対して本当に退職の相談ができないのか改めて考えてみる

まだ会社に対して退職の相談をしていないのなら、本当に自分で伝えるのは無理なのか、会社は本当に向き合ってくれないのか、一度立ち止まって考えてみるのも大切かもしれません。
実際一旦代行サービスを申し込んだあとに、やはり自分で退職の意思を伝えることにした、といってキャンセルされる方もいらっしゃいます。

■サービスの対応範囲を確認する

単にサービス料金の安さだけでなく、実際どこまで対応してもらえるのかも確認しておきましょう。
サービス終了後もアフターフォローが必要となる場合がありますので、サポート期限の確認などもしておくとよいですね。

■どのような対応をしてくれる業者なのか確認する

退職代行サービスを申し込んだら、その後実際に会社に連絡してやり取りするのは代行業者です。
会社に対してどのような連絡をしてくれそうか、誠実にやり取りしてくれそうか、などを無料相談の段階である程度見極め、判断するのも大事かもしれません。




ひとことで退職と言っても
おひとりおひとりの置かれている環境や状況によっては簡単ではないことも多いはず。
退職代行サービスがそういった時の選択肢のひとつとして役立つこともあるかもしれませんよね。
メリット・デメリット、それぞれしっかり踏まえたうえで利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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