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【退職時の必要書類が届かない!】書類別、発行時期めやすについて

退職時に受け取る書類にもいろいろありますが、書類によって受け取れる時期が違うこともあります。
退職が決まったはいいものの、その後の手続きに必要な書類が会社の対応によって届くのが遅れる場合もあったりで不安になることもあるかと思います。

以前、退職時に会社からもらうべき書類って?という記事でも簡単にお伝えはしましたが
お問い合わせの多い内容でもありますので

あれ?あの書類っていったいいつ送られてくるんだろう??

と、あわてなくてすむように
本日は特に重要な4つの書類について、受け取れる時期の目安をまとめてみました。



■源泉徴収票■

雇用中の方であれば1年間の給与が確定したあと、12月の給与明細と一緒に受け取るのが一般的ですが、年の途中で退職した場合は、最終出勤月の給与が確定したあとに発行されます。
そのため離職から1カ月ほどで手元に届くのが一般的です。

所得税法という法律でも、退職後1カ月以内に会社が交付しなければならない、と定められています。



■離職票■

手続きがスムーズにいけば退職後2週間前後で届くのが一般的です。
ただし、手続きにあたり会社・ハローワーク・退職者の間を書類が行き来するので郵送の日数等も含めると時間を要してしまうこともあります。
そのため遅ければ手元に届くまでに1カ月ほどかかる場合も。



■健康保険資格喪失証明書■

まず、発行が会社の義務ではないため勤務先によって対応が異なります。
退職時に発行が必要か聞いてくれる場合もあれば、自分から会社に依頼をしないと発行してもらえない場合もあります。

会社は資格喪失の手続きを従業員の退職から5日以内におこないますが、健康保険資格喪失証明書はその手続きが終わってから発行されることが多いです。

ただ、国保への切替は退職後14日以内におこなう必要があり、その際にこの書類も必要となるため少しでも早く発行してもらえるよう退職時に会社にお願いしておくと安心です。
そうすることでこの書類だけ先に郵送してもらえることもあります。



■雇用保険被保険者証■

雇用保険被保険者証は会社に入社した際に会社が加入手続きをして発行されるものですが、発行後すぐに本人に渡している場合と、紛失を防ぐために会社が保管している場合があります。

会社が保管している場合、基本的には会社に依頼すればすぐにでも受け取れる書類ですが、離職票とまとめて送られてくることも多いです。




いかがだったでしょうか?
退職時に特に重要な4つの書類が届く時期についてまとめてみました。
いつ届くか心配、という時はぜひ参考にしてみてください。
もし目安時期を過ぎても届かない・・という時は一度会社に問い合わせてみるとよいかもしれませんね。






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